このゲーム。
どうやらしっかりとしたエンディングが用意されているようだ。
携帯ゲームの移植版っていうから、
てっきり1週1週いろいろなヒロインと戯れて遊ぶなんちゃってRPGなのかと思っていました。
真のエンディングへ辿り着くまで18週もかかりましたが、エンディングのネタバレとか含めまとめました。
エンディングまでの流れ

このゲームの基本的な流れとしては・・
主人公の勇者が魔王を倒し、そのときに死亡してしまうところから始まる。
天使のユリアが出てきて5日間限定で生き返らせてくれる
勇者は日が立つにつれ徐々に弱くなってくる。
その間に各地にいるヒロインの依頼を受け
クリアすることによりそのヒロインが仲間になる。
1周期で全てのヒロインの依頼クリアすることは
物理的に不可能に設定してある。
すべてのヒロインの全依頼をクリアするには
最低でも4~5周くらいする必要がある。
初めは、毎周期、毎周期どのヒロインに接するかで
エンディングの葬儀の参列者だったり
別れの挨拶にくるキャラが変わるだけかと思ってましたが
一定条件をクリアすることにより
エンディングルートへシナリオ移動するようです。
エンディングルートへ移動すると
「7種のアイテム集め」というイベントが強制的に発生します。
周期が始まると強制的に王女フローラの元へ移動させられ
7種のアイテムを集めてレモイナの最も奥の部屋へ来るように言われます。
このエンディングルート自体は大して難しくないです。
各地のボスキャラを倒して
各オーブを集めるだけ。注意が必要なのが
一度プレゼントしたアイテムは返ってきません。
僕はヨナに「ギガマチェテ」を装備したくて
プレゼントしてしまい一度失敗してしまいました。。。
主人公の装備はわざわざ外す必要はありませんが
特にブラッディ兄弟を倒して入手できる「ギガマチェテ」と
バルドスを倒して「流星刀」は他キャラにプレゼントしないように!
7種のアイテム集め~ラスボス戦まで
7種類のアイテムを集め、レモイナの奥の扉まで到着すると、フローラ女王が待っています。
イベント発生・・。

アイテムをよこせとフローラに指示されます。
そこへ天使ユリアが止めに入ります。


ユリア曰く、フローラ王女の偽物の「カラマ」が
勇者を魔王に変貌させる計画を立てるとか・・。
それを聞いたフローラ王女は発狂する。
この天使こそが偽物だ!とブチ切れる!悪い天使だ!

一気にダチョウ的なノリへ
フローラとユリアどっちを信じるのか選択肢が出ます。
ここで「フローラ」を選択すると
ゲームオーバーになるので要注意
セーブしてれば前回のセーブから再開できますが
セーブがないと、今まで集めたアイテムが飛ぶという鬼畜仕様w
(例えセーブしててもレモイナの入り口からやり直しなので面倒です)
ユリアを信じるを選択すると・・・


フローラに取り憑いていた『カラマ』という悪いヤツが登場します。
(ルックス的にはこっちの方が好みかも)
ここでラスボスのカラマ戦となります。
このバトルは勇者とユリア2人でカラマ(手下も)と戦います。
勇者のステータスは初期ステータスに戻ってます。
勇者は最強の状態でユリアは回復技を使えます。
まあ普通にやれば勝てる相手です。
カラマには普通に勝てますが
このバトル後、カラマが魔王を召喚します。
このときにユリアちゃんはダメージを喰らい戦闘不能になるので
『勇者+この周期でのパーティ』で魔王(ラスボス)に挑みます。
ここの戦いが真のラスボス戦となります

かなり強敵です。
今回はたまたまヨナを勇者状態(ダイヴォーラ取得)まで育ててたのでなんとか勝てました。
というか、多分ヨナが勇者状態でいないければ勝つのは難しいように思えます。
ラスボス戦はヨナを最後まで育ててから挑むのがベターな勝ち方でしょうか。
勇者も最強状態なので
ヨナが覚醒していると実質勇者が2人いる状態で戦闘できます。
私が魔王を撃破したときのパーティは
「勇者、ヨナ、トーマス、ナオミ」でした。
メリーアンは7種のアイテム集めでオーブが必要なので
仲間にしてラスボス戦まで行くのは厳しいと思います。
エンディングとストーリーネタバレ
見事ラスボス魔王を倒すと、いよいよ全ての物語の秘密が明らかに・・。
●ここまでの主な伏線
・ユリアは何者なのか?
・勇者が死んだ理由
・勇者が忘れていた最愛の女性とは?
★天使ユリアは何者なのか?
勇者は最初から記憶から消えた女性を探しているわけですが、、、
おそらくその女性こそ天使のユリアなわけなのですが、、、はっきりと記憶が戻るわけではありませんでした。
読者が勝手に想像してくれ的なよくあるアレですね。
★勇者が死んだ理由
実は勇者は魔王と相打ちで死んだのではなかったのだ!
本当の死因は自殺に近い?(ここも曖昧)
魔王ギールというのは、人の感情が乗り移り生き返るような生物との事。
(FF10でいうところのシンのような)
要は勇者が倒したと思っていた
魔王ギールの正体は実は恋人のユリアちゃんで
事実を知った勇者はショックで死んだのか、自害したか・・
細かいところは謎でしたが、死んだ理由は魔王との相打ちではなく
魔王の正体が彼女だと知ったことだという。
なんという厨二なメンタル勇者なんだ😭
★結局、勇者が忘れてた最愛の女性とは?
一番最初にフリが入る最愛の女性探し・・。
最後のシーンでユリアが真相を話かけたそのとき
タイミング悪く洗脳されていたフローラ女王が目覚めてしまう。
ユリアは「後でゆっくり話すわ」と言いますが、、そのままエンドロールへ
★エンドロール後・・
勇者「ユリア、そろそろ本当のことを教えてくれないか。キミなんだろ、俺の恋人は!?」
ユリア「ごめんなさい。実は私自身、自分が何者であったか思い出せないのです。ただ、、、」


ユリア「だた、、、、、。。。」
ユリア「今の私、過去はお思い出せないけど、、、今の私じゃダメ・・。ですか?」
勇者「ニヤリ。」
そうです。イケメンとは多くを語らない生き物なのです。。。

最後は2人仲良く手をつなぎ
おしまい
こーして2人は結ばれましたとさ・・。
めでたしめでたし。
総括
サクッと遊べるRPGとしてはかなり高評価できると思います。
ハードなゲーマーからすると
色々と遊び足りないと思える点もあるとは思うけど、、、
ライトゲーマーな私としてはちょうど良い感じのゲームでした(^ρ^)
元々がガラケーのゲームだったことを考慮すれば
かなりクオリティのある移植版と言っても良いんじゃないでしょうかね。
個人的にはかなり評価したいゲームです。
VITA以外でプレイできないのが残念です。
PS4のアーカイブとかでちゃっかり配信されないかなぁ~
オチが弱いというか……ぶっちゃけ良くも悪くも王道展開。
まだご都合主義展開よりかはマシ、個人的には厨二展開とさえ思っていない(ネットじゃやたら批判されているルミナスアーク2が自分のお気に入りな位なんで)。
でも日本一が作ったにしては確かにやり込み要素薄い……、なわけで調べたら版権は日本一の者だけど政策は携帯ゲームのリメイクでしたと……。
ま、黄金の絆と同等でないならそれでよし!
※かつてクソゲー買った自分の失敗談…。