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1巻のネタバレ感想


大人大戦のあらすじ
以下、ネタバレ含む考察ポイント
以下の内容は大人大戦のネタバレを含むので、まだ読んでいない人は注意してください。
岡田斗司夫(評価経済社会)

岡田斗司夫氏が提唱する評価経済社会とは、簡単にいうと「お金ではなく“評価”が価値を生む社会のあり方」を指しています。
大人大戦の大人憲法は、「タバコは道端で吸わない」というような、大人なら当たり前のマナーのようなものがベースにありますが、普段から監視されることにより評価されるという点では評価経済社会のようになっています。

トゥルーマン・ショー?
大人大戦の世界観は、映画トゥルーマン・ショーのような世界ともいえます。
トゥルーマン・ショーは、「自分の人生が実はテレビ番組だったら?」という衝撃的な設定のドラマ映画ですが、同時に全員に監視されているという気味の悪さもあります。
トゥルーマンは、自分が監視されていることに気がついていないで話は進みますが、1人の人間をみんなで監視するという気持ち悪さは大人大戦の国家公認のSNS「ガーデン」にも重なります。
トゥルーマン・ショーは、見方によってはシュミレーション仮説がテーマになっているともいえる作品ですが、大人大戦もシュミレーション仮説の要素が今後出てきて、メタ的な展開に発展していく可能性もありそうです。

SNSによる監視社会の未来
SNS社会の上位互換(やりすぎ)の世界観でもあります。
すでに現代は、かなりのSNS社会になっており、民衆の歪んだ正義に裁かれるというのは当たり前になっていますが、これに上記のようなシュミレーション仮説や、評価経済社会の要素をミックスすると、こんな感じの世界観になっていますね。

絵柄はチェーンソーマンに似てる?
絵柄はちょっとチェーンソーマンっぽい。
コマ割りとかも、ちょっとチェーンソーマンを意識しているかもしれません。
感想まとめ
1巻の時点では、世界観の説明がほとんどなので、あまりストーリー展開していきませんが、主人公の浦島が大人階級を上げるために、色々とポイントアップに面白いことをやっていきそうですね。
内容的には、少年漫画にしてはかなり攻めたところを突いているので、人気になるのか、4~5巻くらいで打ち切りになってしまうのか・・何ともいえない絶妙なところですね。

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