魔法少女まどかマギカ魔女について

まどかマギカの作品内には魔女が登場します。

魔女の一覧と特徴をまとめてみました。

魔女の定義

作中において、主人公のまどからは魔法少女となって魔女や使い魔と奮闘するのだが、物語中盤でキュゥべえによって魔法少女はいずれ魔女になることが明かされる。

はじめは、魔法少女となる代償として願いをなんでも叶えてくれるというベターな設定だとしか思わないが、物語が進むにつれて実は魔法少女はいずれ、少女から大人となり、そして魔女になると明らかになるわけだ。うまく作りこんでいる設定。

 

つまり、まどから魔法少女が退治している魔女は元々はまどからと同じ魔法少女である人間だったということ。物語に登場する敵キャラである魔女だが元は人間。メインキャラの美樹さやかもストーリー中盤で魔女化する。まどかも魔女になる時間軸が登場したりする。

ちなみに、魔女になる前の存在である使い魔についての定義は、アニメ内の説明では触れ得られていない。
美樹さやかは、使い魔を経由せずにいきなり魔女化しているように思える。

 
●薔薇園の魔女 ゲルトルート

バラの茂みのような見た目をした魔女。結界に迷い込んだ人間の生命力を奪う。性質は不信。

第一話に登場する魔女です。まだ、まどかマギカの世界観が不明なときに出現するので、2回目以降の視聴でないとこの魔女に注目することはおそらくないですね。まだ、物語がドロドロになる前の魔女だし、ここで深く考察することはない。

 

 
●お菓子の魔女 シャルロッテ

お菓子の魔女。お菓子を無限に生み出すことができる。チーズが大好きだが、チーズだけは自分で作ることができない。チーズがあれば簡単隙を作れるようだ。性質は執着。

放送期間中に公式な読み方が明言された唯一の魔女である。巴マミを食い殺す魔女であるのは有名。可愛らしい見た目をしている。

お菓子の魔女には泣ける裏設定があるらしいが、そのエピソードは原作に登場しないし、後にも描かれていない。

ただ、お菓子の魔女のモデルになっているであろう設定のキャラの発表はあり、死かかっていた母親が食べたがっていたチーズケーキを食べさせる願いを叶えて魔法少女になるが、別の願いで母親を救えばと後悔しているという設定。

 

●ハコの魔女

パソコンに身体を隠す人型の魔女。無重力空間の結界に住む。性質は憧憬。

マミの死に責任を感じているまどかを追い込み、死に際まで追い込むも、魔法少女となったさやかに倒される。

無重力空間の中には、魔法少女のときの容姿であるような姿が映し出されている。

 

 
●銀の魔女
高速で移動する結界の中に潜んでいるが 魔女自身は非常に愚鈍。性質は自由。

杏子の回想シーンで、魔法少女になりたての杏子に倒される。登場シーンは第7話でちょっとだけ・・。

 

●影の魔女

祈るような体勢を崩さない魔女。性質は独善。精神崩壊したさやかによって倒される魔女。

 

 
●人魚の魔女 オクタヴィア

美樹さやかが魔女化した姿。作中で登場した魔法少女が魔女になった姿を描かれた唯一の魔女(別時間軸ではまどかも魔女化する)であり、魔法少女の成れの果てが魔女であることを示した。性質は恋慕。

最後は杏子との相討ちで両者消滅という形で決着する。ほむらの移動していた別の時間軸の中でも登場している。劇場版では、円環の理に導かれた影響から、さやかが自由に操れる存在になっている。

 

 
●芸術家の魔女

メインストーリーと別の時間軸で、ほむらが魔法少女になる前に、すでに魔法少女となっていたまどかと巴マミによって倒される。アニメ第10話に登場。性質は虚栄。

 

 
●委員長の魔女

ほむらの経験した別の時間軸に登場。マミ、まどか、ほむらに倒される。アニメ第10話に登場。性質は傍観。

 

 
●鳥かごの魔女

こちらもアニメ第10話のほむらの経験したメインストーリーと別の時間軸に登場する魔女。ほむらによって倒される。性質は憤怒。

 

 
●救済の魔女

鹿目まどかが魔女化した姿。地球上のすべての生物を吸い上げて結界に取り込む力をもち、物理的に倒すことは不可能とされる。ほむらの時間軸旅行の数が増えるにつれてドンドン強大な力を身につけた。ほむらの存在が明らかになるアニメ第10話に登場する魔女。

アニメ10話でほむらが経験する複数の時間軸が登場するが、その時間軸の中でも2回登場している。キュゥべえ曰くは10日もあれば地球を壊滅できるとのこと。「最悪の魔女」とも評した。性質は慈悲。

メインストーリーの時間軸では、まどかは最終話でのみしか魔法少女にならないため登場はしない。

 

 
●舞台装置の魔女 ワルプルギスの夜

単独の魔女では対抗できない力をもつ超弩級の大型魔女。詳細は公式にも不明だが、1人の魔女を中心とした、複数人の魔女の集合体と思われる。性質は無力。

アニメでは、第1話の冒頭のまどかの夢に登場し、その後、杏子登場あたりから常に名前で煽っている。メインストーリーの時間軸では杏子とほむらが共に戦う同盟を組む理由でもある。

アニメ10話のほむらの経験した別の時間軸でも登場しており、その強大の力の前にまどかもほむらも何度挑戦しても対抗できなかった。マミとまどかが殺される時間軸もあった。

メインストーリーでは、最終回に登場し、まどかの願い「すべての魔女を消滅させる」で倒される。



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