

彼方のアストラSF警察問題
彼方のアストラのアニメが放送された2019年頃に、Amazonレビューに星1評価をつける人が続出したと話題になりました。
SF的な矛盾点をガチでツッコミ人が続出したようで、そんな人々をSF警察と揶揄しているわけです。
実際に彼方のアストラはSF的な矛盾点がそんなにあるのか?
その件に関してはオタキングことSFに詳しい岡田斗司夫氏が回答しています。
要約すると、設定と世界観が合っているから彼方のアストラにはSF的な矛盾点は感じなかったそうです。
ちなみに、個人的にもとくにSF的なツッコミどころはありませんでしたが、それよりも作中のキャラのツッコミが少し寒すぎてツッコミにツッコミを入れたくはなりました。
彼方のアストラはつまらない?
最後の伏線回収の勢いが凄くて、アニメだと9話あたりで一気に伏線が明らかになってきます。
逆をいうと、伏線が出てくるようになるまでは少し退屈な展開が続くかもしれません。
アニメは1話と12話が前後編になっているので実質全14話構成となっていますが、6話くらいまでは遭難というよりは仲良しグループの遠足って要素が強くて少し退屈に感じるかもしれませんね。
キャラクターが一気に登場して、どういう人物かも見えない序盤はイマイチ作品の世界観に入り込めないところもありますね。
加えて、主人公の寒いギャグと熱血な性格が読者を冷めさせるところもあるかもしれません。
主な伏線はどんなもの?
彼方のアストラの伏線をまとめていきます。
1.主人公たちはなぜ集められたのか?
主人公たちはある学校へ通う生徒たちだが、今回課外授業で集められるまでは、ほとんど面識のない者同士が集められています。
なぜこのメンバーが集められたのか?最初は課外授業のため。という理由で納得していましたが、遭難が仕組まれた計画だと知ったときにこのメンバーを狙った理由は何なのか?
カナタはとくにメンバーの共通点などを探っていく描写も増えて伏線になっていることが分かります。
2.メンバーの中に一人裏切り者が混ざっている
物語序盤から最初に飛ばされたブラックホールは誰かによって仕組まれた可能性を示唆しています。
カナタたちがこの中に裏切り者がいると気がつくのは、最初に宇宙船に細工をされたときなので序盤で裏切り者の存在は示唆されますが、その後みんなの絆が深くなっていくため、本当にこの中に裏切り者がいるのか、分からなくなってきます。実際に最後1人裏切り者が出てきます。
3.世界の歴史
この世界そのものの歴史がおかしいという話が途中から判明します。惑星イクリスで見つけた宇宙船に遭難していたポリーナの知る歴史とカナタたちの習ってきた歴史に違いあります。
まとめ

彼方のアストラのアニメを観たけど面白かったよ。
途中から面白くなってくるタイプの作品だから途中で観るの辞めないでね。
