物語シリーズ怪異とは?

物語シリーズの怪異をまとめました。

怪異とは・・

一般に言う生物とは違うカテゴリーに属する存在であり、都市伝説・街談巷説・道聴塗説、即ち人間の信仰・畏怖・噂によって生まれ、そこにい続ける存在。ゆえに人間がいない所では存在が希薄になる。また、いるからと言って誰でも視えるわけではなく、視える者は何らかの理由をもっている。そして怪異は世界と繋がっている、いわば世界そのものであるため、近くにいる人間の影響を受けてその存在に変化が生じる(忍、余接などのキャラクターや好みの変化など)。姿かたちもさまざまで実体として存在するタイプや人を媒介に顕現したり、毒など特性だけ存在する、など多様。また名前から連想される姿をとるとも限らない。怪異が起こした出来事や結果は怪異現象とよばれ、その大抵は病気や体調異常、体質や催眠効果などとして現実的に処理されている。

ウィキより

登場怪異まとめ


『吸血鬼』(きゅうけつき)


鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼。本名キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレード。

その名の通りに人の血液を吸い取る。エナジードレインの使い手でもある。

人の血液を吸い取ると同時にその人間は吸血鬼化され、眷属となるため、通常は肉体ごと食いつくしてしまう。

 


『おもし蟹』(おもしがに)

戦場ヶ原ひたぎに取り憑いた怪異。「重いし蟹」や「重石蟹」などの呼び方がある。

人の重みを奪うという特徴があり、重み自体を人間の代わりに支えてくれる神様でもある。

 


『迷い牛』(まよいうし)


八九寺真宵そのものが「迷い牛」でもあった。

特徴としては、目的地に帰ることをさせずに永遠に迷わせる。「家に帰りたくない」という気持ちに現れるものでもあるので、暦や羽川には見えていたが、戦場ヶ原ひたぎには見えていなかった。

 


『レイニーデビル』

契約した人間と同化する怪異で、人間の持つマイナスな感情やエネルギーを源としており、暴力的な願いを叶えるとされる。

3つ願いを叶えてしまうと肉体は奪われ悪魔そのものになってしまう。作中では神原駿河がそれに取り憑かれた。

 


『蛇切縄』(じゃぎりなわ)

呪われた者には見えない蛇が足元から徐々に侵食していき、顔に到達したら殺されてしまう。

他の者が蛇切縄を切り離すことも可能だが、その際に呪い返しを受けることもある。作中では千石撫子が取り憑かれた。

 


『障り猫』(さわりねこ)

取り憑いた者の身体に憑依し、ストレス発散する。エナジードレインの使い手で触れたものはエネルギーを吸い取られる。場合によっては死亡することもあるほどに強力。作中では羽川翼が取り憑かれた。別名、ブラック羽川。

 


『囲い火蜂』(かこいひばち)

元は室町時代の不治の病。陰陽師の手によりしずめられたが、それまで何百人の人の命を奪った。実際は偽物であるため囲い火蜂とは存在しない。阿良々木火憐が貝木に取り憑かされた怪異。

 


『しでの鳥』

不死身の怪異であり、その不死身性は吸血鬼以上。人に害を及ぼす怪異ではなく不死身というだけ。

どんな怪我もすぐに回復し、どんな病気もすぐに治癒することができる。

不死身ではあるが不老ではないので寿命まで生きてまた別の者へ転生する。阿良々木月火がしでの鳥そのものでもある。


『付喪神』(つくもがみ)

100年近く生きた人間の死体から作った怪異。本名は斧乃木余接(おののき よつぎ)。
アンリミテッドルールブックという驚異的な脚力や、指を巨大化させハンマーのように振る技を使う。
出会った人に影響されやすく、口癖や性格が会った人間に似てしまうため、貝木と会ったあとは少し性格が悪くなっていたw


『苛虎』(かこ)

嫉妬が元でできており、「火」を使う。嫉妬者の家やすみかを焼きつくす特徴あり。燃やす者の前に瞬時に移動できる。

その正体は、「触り猫(ブラック羽川)」同様に羽川翼が生み出した新種の怪異。


『キョンシー』

吸血鬼の眷属になることができず暴走した人の姿。その怪異。自我を持つこともなく、意思があるわけでもない。弱点は日光とお米。

 


『悪魔様(沼地蠟花)』(ぬまち ろうか)

悩み相談をしてくれ絶対に解決してくるという噂がある。一方で人の不幸話を集めている。

その正体は、神原駿河の中学時代のバスケットライバルであった沼地蠟花の怪異化した姿。レイニー・デヴィルのパーツを持っており、集めている。

 


『くらやみ』

怪異の見張り役のような存在であり、性格には怪異ではない。

怪異とは別の存在で怪異の役割を果たしていない怪異の道をそれた怪異を狩る。

強さは例外的なものがあり、かつて全盛期のキスショットですら手も足も出なかった。

チートな存在ではあるが、怪異としての仕事をまっとうしている者に手を出すことはないし、現れることもない。


『くちなわ』

北白蛇神社でまつられている神様であり、白い蛇の姿をしている。撫子に接触して自らの遺体を探すように指示する。(撫子の妄想だった)

 


『神撫子』

千石撫子が神となり怪異となった姿。くちなわさんの封印をといて力を得た。くちなわが千石撫子の身体を取り込み復活した姿ということでもある。その戦闘能力は圧倒的で、弱体化しているとはいえ最強吸血鬼である忍や暦を完封し、何度も殺した。(吸血鬼ゆえ不死身)

 


『蛞蝓豆腐』(なめくじどうふ)

貝木が神撫子に植えつけた怪異もどき。撫子の体内にあった御札を剥がす役割として利用し、結果的に撫子を人間に戻すことに成功した。

 


『死屍累生死郎』(ししるい せいしろう)

当初は鎧武者の姿で登場する。その正体は、忍の話の中で何度か登場する「初代怪異殺し」で、本名は死屍累 生死郎。

キスショットの眷属であるだけに再生力も高く戦闘能力も高い。エナジードレインも使え、知識や能力も奪うことができる。

 


『忍野 扇』(おしの おうぎ)

忍野メメの姪っ子を名乗る謎の少女。その正体は、阿良々木暦の怪異化した姿だった。

正確には暦が自らを非難するために作り出した怪異である。臥煙伊豆湖曰く「ダークこよみん」

花物語において男子生徒として駿河の前に現れるが、あれは駿河にとっての忍野扇という概念になる。ゆえに男の子になっている模様。