刃牙外伝ガイアとシコルスキー1巻ネタバレ感想「まさかBL漫画じゃないよな..」

烈さんが異世界転生したかと思えば、今度はシコル君とは・・。しかもガイアさんと一緒にって・・。気になる。

最初このタイトルを見たときに、まさかBL漫画じゃないよな?と、一瞬よからぬことが頭をよぎりましたが、板垣先生の原案って記載があるので公式なのだろうと安心。

否!!最近の刃牙は何があってもおかしくはないのだ。

選挙前のヒラリー氏にギンギン珍棒を見せつけたオーガの件もあったし中身を読むまでは安心できない。ということで早速1巻を読んでいきます!

バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~1巻のあらすじ・感想

あらすじ

再び牢獄から開放されたシコルスキーは、ある男にリベンジするべく再び日本へ。やってきたボロアパートにはかつて闘技場で敗北を教えられた男「ガイア」の姿があった。ガイアへ復讐をするため、やってきたシコルスキーだったが、スキがなくなかなかバトルに発展しないまま時間が過ぎていき・・。

感想

何の前知識もなく読み出したが、なんなんだこれは!面白いじゃないか!

まあギャグなんだろうとは思ってはいたが、本編とのパロディ具合が絶妙に良い感じ。

烈海王の異世界の方は、ギャグとはいえ異世界冒険物であることは間違いなくて、ちゃんと烈さんが冒険していく話になっていたけど、ガイア&シコルに関しては日常漫画のようです。

ガイアとシコル君が一緒に料理作ったり、部屋の掃除したり、洗濯したり、その中に刃牙本編の「逆さ短編小説」などの元ネタ要素を入れてきたりして、これは刃牙好きなら誰でも笑うわってネタ攻めですね。

ノムラも上手に機能してて、シコルとノムラは初対面なわけで、そのあたりの会話とかも外伝ならではで楽しい!

1話完結なのかと思いきや、地味にストーリー展開もしていって1巻の最後では、アレクサンダー・ガーレンが登場!!

ガーレンといえば、地下トーナメントでは途中参加ながらも奮闘しましたが、結局はジャックの噛ませ犬で終わり、囚人編ではシコル君が脱獄した後の噛ませで終わったレスリング王者です。

ちなみに元ネタはアマレスの怪物アレクサンダー・カレリン。アマレス史上最強の呼び声高いロシア人です。日本で前田日明氏とプロレスと総合の間くらいのルールで戦ったりもしている凄い偉人なんだけど、刃牙だとタイソンもヒクソンもカレリンもネタキャラにされちゃうんだよね。

本編で噛ませ犬で終わったキャラを再び活躍させるのか、またネタで消費していくだけなのか、2巻が早く読みたいです!

 

まとめ

 

ギャグ要素が強いですが、2巻以降でもしかしたら格闘漫画になるのか?!

 

まあ、ガーレンも日常ギャグに参加する流れになって、今後も1話完結的に本編からは離脱してしまった噛ませ犬たちが面白おかしくやってくれる展開になるのだと思います。

もやは浦安鉄筋家族の刃牙ネタに近い漫画になっていますが、この世界観もハマってくると癖になりそうです。