デスノートラストシーン(最終回)のアニメと漫画の違い

デスノートの終わり方の違い

漫画版
最後のクライマックスシーンでライトがリュークにすがってこの場全員の名前を書いてくれと頼む。
リュークはノートに名前を書くが「夜神月」と書き、ライトは死亡する。
その後、ライト死後の話が108話で描かれて物語は終わる。

アニメ版
最後のクライマックスシーンで打たれた後に追い詰められたライトは倉庫から逃げ出すも、見かねたリュークにデスノートに名前を書かれて死亡する。
アニメ版はライトが階段で横たわっているところで終わる。漫画版の108話がまるまるカットされている。

実写映画版
最後のシーンは漫画に似ているが、キラ(ライト)死後の家族の様子が一部描かれる。ニアメロは登場せずにエルで完全決着する。夜神総一郎が生き残るなどの違いもある。

細かい点では、魅上の死亡原因が原作漫画ではデスノートによるもの(松田の推理ではニアがノートで殺害した)なのに対して、アニメ版では最後の倉庫で自害している。

 

デスノート作品の種類

デスノートは公式に出ている作品でもジャンプで連載された漫画以外にもアニメ版、映画版があります。

さらに2015年にはまた別の俳優陣でドラマ化もされています。

2015年のドラマ版は、ライトが天才設定でなかったり、アニメ版や映画版は大まかなストーリー展開は原作漫画に沿って行われていますが、このドラマ版はオリジナル設定も多く賛否も分かれていますが、大まかな終わり方としては原作と同じ流れでライトとエルの心理戦を描き、最後は両者ともに死亡します。

さらに2016年には、映画版の続編の映画でデスノートの最後の話の10年後のストーリーが描かれています。

デスノート Light up the NEW world

あくまで実写映画版の続編という扱いなので、細かい世界観や登場人物は藤原竜也氏が主演の映画デスノートの続編ということになります。

まとめ

どの作品でも、ライトとエルの心理戦が描かれ、最後はライトが敗北して死亡するという流れは同じです。

他の主要キャラクターの生死が作品ごとによって違います。

とくにライトの父親である夜神総一郎は作中においての重要人物の一人で、原作での最後というのは見せ場タップリだっただけに、映画だと生き残ったりするあたりは賛否がありそうです。

アニメ版のラストでは、リュークがノートに「夜神月」と書いてライトに見せ、ライトが衝撃を受けるというシーンがないのはちょっと残念ですね。

よく漫画とアニメは別物だと言うけど、デスノートはシナリオ自体が違ってたりする点も面白いですね。