ブルーアイズレリーフ(SM51)は何枚存在するのか推測してみた

高騰を続ける青眼の白龍(以下ブルー・アイズ)のレリーフレア(SM-51)ですが、このカードはどれくらい世の中に存在するのか、フェルミ推定を用いて考えていきます。

フェルミ推定ついて詳しく知りたい方はググってみてください。

ブルーアイズレリーフの封入率を考える

まず基本的なデータとして欲しいのは、パックの製造数と封入率です。

製造数に関しては正確な数値は公表されることはないのでわかりませんが、ザックリの年間売上は出てきます。

遊戯王の過去の売上で最も売上が高かった年は2001年で500億円ほどとされています。

その後は徐々に右肩下がりになっていき、一時100億円を切った時期もあったようですが、近年はまた売上が上がってきており2021年は400億円までいっているようです。

ブルーアイズレリーフの当たる「仮面の呪縛(スペル・オブ・マスク)」は2001年に発売されたパックなので、500億円の売上があった年に発売されています。

このあたりのデータからだいたいどれくらいボックスが販売されたかを予測していきます。

さらに封入率に関しては、これはあくまでもネット上で拾った情報ではありますが、24box(1カートン)中3boxにブルーアイズレリーフは封入されていた言われています。

販売数と封入率の正確な数字が分かれば製造枚数は正確に出せますが、製造数が正確に分からないので確実な数字は出ませんが、それでも封入率の数字はとりあえず確定しているので、これである程度は予測することが可能となりました。

仮面の呪縛は500億円の売上のうち、どれくらいの割合なのか?

2001年に発売された新規パックは全部で4弾あります。

1.Spell of Mask -仮面の呪縛-(スペル・オブ・マスク)
2.Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-(ラビリンス・オブ・ナイトメア)
3.Struggle of Chaos-闇を制する者-(ストラグル・オブ・カオス)
4.Mythological Age -蘇りし魂-(ミサラジカル・エイジ)

さらに再録パックが2弾出ています。

5.鋼鉄の襲撃者
6.BoosterChronicle

これ以外にも、どこまでが売上に含まっているのか明確ではありませんが、ザックリと、1/10くらいは製造されたとまずは考えてみます。

売上の1/10である50億円分を「仮面の呪縛」の販売に振り分けたとすると、1,111,111個(約111万)製造されたことになります。

このうち、封入率が3/24なのでこの数値で算出すると、138,888枚ブルーアイズレリーフは製造されたということなります。

14万枚近くあると考えると、これは少し多すぎるなと分かります。

枚数が確定しているカードの代表的なところだと1万枚配布のホルアクティの美品が40万円ほどでブルーアイズレリーフと同じランクのカードです。ブルーアイズ人気を加味しても、14万枚あるというのはさすがに多すぎると予想できます。

そう考えると、年度の売上の1/10を1つのテーマで占めているいるというのも多すぎると判断できます。

もっと深読みすると、1テーマあたりの製造数は決まっていると考えるべきで、売上推測というのは前年比から出るわけなので、前年の売上数を元に製造する数を決めるわけです。

コナミの傾向からも、基本的に無理な勝負はせずに在庫は少なめ少なめで、なるべく在庫リスクを避ける傾向にあります。(これが現代では転売ヤー問題に繋がる)

それらのことも考慮すると、1ボックスあたり25万ボックス製造されているという読みで悪くない筋かなと思います。

カートン毎に製造してると過程すると、1万カートンで24万ボックスになるので、キリよく製造しているとするとこの読み筋が本線になります。

24万ボックスということは、単純計算で10億8000万円が仮面の呪縛に振り分けられたことになるので、売上から考えても無理のない読み筋だと思います。

そして、24万ボックスの内にブルーアイズレリーフは12.5%の封入率ということなので、丁度3万枚ということになります。

このあたりが読み筋としては、当たるとも遠からずという枚数だと考えています。

結論としては、ブルーアイズレリーフは概ね3~4万枚ほど存在するということになりました。

 

まとめ

あくまで個人の予測でしかありませんが、調べてみてもネットにもブルーアイズレリーフが何枚存在するのかという正確な数字ありませんでしたし、このようにある程度の読み筋から予測するという話も見つかりませんでした。

現実的にブルーアイズとレリーフの人気を考えて、通常のカードの数倍2~3程度は需要があるのは間違いないので、1万枚クラスのカードの2~4倍ほどの枚数があると予測するのは読み筋としてもかなり近いのかなと自信はあります。

ちなみにですが、同じパックに収録されていた仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー(SM-00)のレリーフは封入率だけでいえば、ブルーアイズレリーフよりも低いようで、1カートン(24BOX)あたり0~3枚の封入率だったそうです。

0~3枚の比率が正確ではないですが、概ねブルーアイズよりも1/2か2/3くらいと考えると、ヘルカイザーは少なければ1万枚程度しかなく、多くても4万枚以上あるとは考えにくいということになります。

大前提として、同じパックのレリーフレアなのに相場に差がありすぎますし、しかも安い方がより枚数が少ないというのは面白いデータだと思います。

まあこの封入率のデータ自体がネット上で個人の人が言っている情報がソース元なので少し根拠薄なのですが、市場に出回る枚数というのはまた別で、市場枚数の差でブルーアイズの方が圧倒的に枚数が少なくなっている可能性も高く実際の存在枚数では、やはりブルーアイズの方が希少なのだとは思います。

 

長くなりましたが、結論からしてブルーアイズの製造枚数は約3~4万枚で、需要の高さから手元に残したい人も多く市場に出回る数が少なくなって高騰しているのだと思います。という話でした。