ネットフリックスでアニメ化もされ最近また勢いが出てきた刃牙シリーズですが、ネトフリで気になって過去作やこれからを読みたいと思う方もいるかと思います。
この記事では、刃牙シリーズの最初から最後(現在連載)までの順番や内容を軽く解説していきます。
勝敗や誰々が死亡したなどの知りたくないようなネタバレには触れないので、これから読みたい方もご安心ください。
グラップラー刃牙 全42巻
最初に連載された刃牙シリーズ。
地上最強を目指す少年が東京ドームの地下闘技場で裏格闘技で無双していく様子が描かれます。
最強を目指す理由は「地上最強の生物」と呼ばれる親父を倒すためでもあります。
序盤は地下闘技場編、中盤は刃牙の修行時代の回想編、最後に時系列が戻り地下最大トーナメント編となります。
最大トーナメントではあらゆる格闘技の猛者たちが激闘を繰り広げる格闘漫画の歴史に残る伝説のトーナメントとなっています。
グラップラー刃牙のグラップラーの意味は?
「グラップラー」の意味は、総合格闘技において投げ技や組技、寝技を得意とする選手を示す言葉で、その反対に打撃が得意なタイプを「ストライカー」と呼びます。
総合格闘技が浸透した今では、当たり前の常識ではありますが、当時は総合もありませんでしたし、グラップラーという呼び方も一般的でありませんでした。
刃牙のタイトルの「グラップラー」は板垣先生が意味を間違えてしまったようで、当時梶原一騎氏が何かの漫画で「闘争者」をグラップラーと呼ぶみたいなことを書いててそれを参考にしたとか。
なので刃牙が寝技や組技が得意という意味ではありません。
刃牙はどちらかといえばストライカータイプなので矛盾も感じてしまうポイントですね。
バキ(ニューグラップラーばき)全31巻
シリーズ2作目。厳密には「New GRAPPLER BAKI」と表記されていますが、一般的にはカタカナで「バキ」です。
トーナメントが終わって日常に戻った刃牙でしたが、東京には世界各国の最強死刑囚がシンクロニシティにより集結します。
最強の死刑囚5人と、トーナメント上位5名の選抜でバトルします。
要はめっちゃ強いやつらによるストリートファイトが始まるという感じです。
これまではルールなしとはいえ、試合形式で戦っていたのが完全フリーファイトで町中とかでも戦っていきます。
囚人との激闘後には、中国に渡り最強の中国拳法家を決める大擂台賽(だいらいたいさい)が開催されます。
範馬刃牙 全37巻
シリーズ3作目。タイトルは漢字で範馬刃牙(はんまばき)。
数々の強敵との対戦を経験し、いよいよ地上最強の父親と渡り合えるほどの実力をつけた刃牙は、ついに父範馬勇次郎へ挑みます。
勇次郎と戦う前に、アメリカ合衆国最強の男ビスケット・オリバへ喧嘩を挑みます。
オリバとの激闘後には、原始人が現代に蘇るという話になり、原人ピクルが登場します。
刃牙ファミリーたちが、最強の原人であるピクルへ挑む話がしばらく続きます。
そして、最後はついに刃牙と勇次郎の史上最強の親子喧嘩が始まります。
刃牙道 全22巻
シリーズ4作目。タイトルの読み方は「ばきどう」。
主なストーリーとしては、現代に宮本武蔵が蘇るという話になります。
蘇った武蔵と刃牙ファミリーが例のごとく地下闘技場でバトルします。
意外な人物の奮闘もあったりと、内容的にはわりと衝撃展開も含みます。
バキ道 全17巻
シリーズ5作目。全17巻。
タイトルの読みは4作目同様に「ばきどう」だが、刃牙の表記がカタカナに変わっている。
主なストーリーとしては、相撲取りが実は強いみたいな話になって、例のごとく刃牙ファミリー対相撲の強い人のバトルに発展していきます。
刃牙らへん 連載中
まとめ
グラップラー刃牙→バキ→範馬刃牙→刃牙道→バキ道→刃牙らへん(2023年8月24日~連載開始)
の順番が連載された通りの順番です。
主な話がつながっているわけではありませんが、基本的には発売順に読んでいかないと分からない部分が出てきてしまうので順番に読むのが良いです。
ネットフリックスでは現在、範馬刃牙までアニメ化しています。
そして「刃牙道」のアニメ化も決定しました。
そして漫画の方は新たに「刃牙らへん」がスタートしました。